赤を基調にした「熱い」ディスプレイで悲願のグランプリを獲得!
研鑽を重ねた結果生み出された均整とインパクトを両立したディスプレイ
今年1月に開催された「2026 ギンビス アスパラビスケットの日 ディスプレイコンテスト」。大陳コースにて見事グランプリを獲得したのは、週末びっくり市 山形北店だ。「グランプリ獲得店舗のディスプレイを研究したりして、日々試行錯誤しながら数年間、ディスプレイづくりに挑んでいました。今回の受賞は、その努力がやっと報われた、という想いでいっぱいです」と、食品担当の那須銀次氏は率直に受賞の喜びを語った。
アスパラガスビスケットのロゴの赤色を前面に押し出した、視認性抜群のディスプレイ。腰巻を台の上部にまで展開し、売場のインパクトを最大限引き出すことに成功した。
商品の高さを揃え、真ん中から両端に至るまで左右対称につくり上げた、その均整な仕上がりもポイントだ。「普段から、角を揃え、面を合わせることを意識しています。食品を取り扱う店舗ということもあり、ピシッとした清潔感を基本に、売場をつくるようにしています」(那須氏)
また、左右には那須氏自らが制作したポップが。幼少期から当商品を食べ続けてきたという氏の想いが伝わる、メッセージ性のある「熱い」ディスプレイだ。売れ行きも好調で、商品補充が間に合わず、他店舗から分けてもらうこともあったほどだ。
店舗入口正面の、いわゆる「一等地」に構えるこの売場。夏にはバーベキュー商材や里帰り客用のお土産コーナー、秋には山形名物である芋煮をテーマにした売場になるなど、時期によってさまざまな顔を見せる。当売場は1週間ごとにつくり替え、日々新鮮な気持ちで来店者を迎えているという。
驚くべき魅力を結集させる「週末だけ」の営業スタイル
その名の通り、金・土・日の3日間のみの営業というスタイルを長年続けている、週末びっくり市。平日は売場づくりに専念することで、当店特有のワクワク感をつくり上げることができるという。
そんな当店の一番の売りは精肉だ。食肉をその場で捌き、対面での量り売りをするというそのスタイルは、肉卸問屋から出発した当店ならではだろう。また、ブランド牛から羊、馬肉といった特殊肉まで、幅広くラインアップしているというから驚きだ。週末には新鮮で安い精肉を求め、たくさんの人で賑わう。
また、自社オリジナルの商品も人気だ。総菜では、厚みのあるとんかつを贅沢に使った「やりすぎサンド」が話題に。全国規模のコンテストでグランプリを受賞し、メディアにも取り上げられるほどの人気商品だ。他にも肉卸ならではのこだわりが詰まったガーリックスパイス「ガリスパ!」など、こだわりの商品を生み出している。
そのこだわりと熱量は、売場づくりの姿勢にも伺える。コンテストには毎回、山形県の9店舗、宮城県3店舗の全店で参加。山形北店以外にも、コンテストに入賞する実力のある店舗が多数存在する。「今回のコンテストでも岩沼店が特別賞に入賞しています。当社内の店舗間でも競い合うこの関係性が、よりよい売場づくりへのモチベーションにつながっています」と那須氏は語る。
最後に、今後のディスプレイコンテストについての抱負を伺った。「ディスプレイづくりは、やればやるほど上手になっていく実感があります。なので、コンテストには極力参加していきたいですね。とくに今回のアスパラガスビスケットは子供の頃から食べている、思い入れのある商品なので。来年の2連覇を狙いつつ、今後もディスプレイづくりに注力していきたいと思います」(那須氏)




