受賞店の声日雑

第59回KINCHO防虫剤 V.I.P. 陳列コンテスト V.I.P.大賞 スーパーストア 金木タウンセンター店

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第59回KINCHO防虫剤 V.I.P. 陳列コンテスト

主催:大日本除虫菊株式会社

津軽の名産品であるリンゴをアイキャッチにしてアピール

地域のニーズを反映した売場

スーパーストア 金木タウンセンター店

食品から暮らしに必要な商品まで、ワンストップで購入できるアメリカのスーパーストア型の金木タウンセンター店

昨年の秋に実施されたKINCHO防虫剤の第59回 V.I.P.陳列コンテストにおいて、V.I.P.大賞を受賞したのは、㈱スーパーストア(青森県北津軽郡、野宮直仁代表)金木タウンセンター店である。同店のドラッグ・化粧品・家庭用品・日用品チーフリーダーの成田知伸氏は「2 年ぶりのV.I.P.大賞ですが、何度でも受賞したい最高の賞なので、うれしさも格別です」と話す。

秋の衣替えを来店客に意識してもらえるよう、名産品であるリンゴをPOPにして上段の左右に設置。アイキャッチ効果と秋から冬への季節の変化による需要喚起を促進する売場になっている。

「秋の衣替え大作戦」とトップボードで訴求するとともに、「秋のクサ〜い!対策」というトップボードも併用した売場。「防虫剤のコンテストでしたが、今年はカメムシが大量発生したことから、においが気になるカメムシ対策を一緒に訴求することで、お客さまの暮らしに役立つKINCHO商品を紹介することを考えました」と成田チーフリーダーは語る。

今年は、夏以降も気温が高い日が続いたため、殺虫剤と防虫剤に対するニーズが高いと感じたことから、それに応えるようなフレキシブルな売場づくりであった。

このように、地域の状況やニーズを取り入れた提案型の陳列によって、売上をアップできる売場となった。

暮らしの変化を商品から把握

スーパーストア 金木タウンセンター店

㈱スーパーストア 金木タウンセンター店 ドラッグ・化粧品・家庭用品・日用品チーフリーダーの成田知伸氏(中)と、大日本除虫菊㈱ 仙台支店 営業課の久戸瀬隆氏(右)、フィールドスタッフの奈良久子氏(左)

アメリカのスーパーストアを手本にした店舗を展開している㈱スーパーストア。同店を含めた3店舗のスーパーマーケットをはじめ、100円ショップやコンビニエンスストアなどをFC加盟で運営している。

同店の顧客はシニア層が中心になっている。そのため、可能な限り、商品の案内をしたり、要望を聞くことにしている。さらに、商品の売上の変化や動向を意識するようにしている。「KINCHOの防虫剤も、以前は引き出し用がよく売れていましたが、最近はクローゼット用が売れるようになりました」と話す成田チーフリーダー。

顧客の要望とともに、商品の動向を把握することで、地域の暮らし方の変化を知ることが重要だと考えている。

常識と考える世代間の意識の違いや地域の特性にとらわれることなく、顧客が本当に求めている商品の提案を重視した売場づくりを実践している。

「もちろん、KINCHOの担当営業さんに、市場動向やさまざまな市場調査のデータなどをもとにした、売場づくりのアドバイスをしてもらえることや、POPなどを提供してもらえるバックアップも心強いです」と成田チーフリーダー。さらに、同社は5年ほど前から、コンサルタントによる指導を受けて、売場づくりなどを行っている。

店頭でのスタッフによる情報収集や売上動向の把握、コンサルタントによる勉強会と、来店客のニーズや目線を重視した売場展開は、コンテストの上位入賞につながっている。次回も、その成果を生かした売場づくりで参加したいと考えている。

スーパーストア 金木タウンセンター店

地域に密着した話題や商品の効果をアピールするために、内容にこだわったオリジナルPOPと商品ラインアップ