「プチシリーズ」の商品バリエーションを楽しく紹介 反響が大きく、前年比で600%もの伸長を記録
広い売場面積と広域集客が特徴 ダイイチ旗艦店の一つ
ブルボン「プチシリーズ」のキャラクター、プチクマの記念日である「プチクマの日」に合わせて実施された今回のディスプレイコンテストで、ボリュームコースグランプリを受賞した㈱ダイイチ稲田店。同店は2024年の6月に閉店した旧イトーヨーカドー帯広店の食品売場を引き継ぐかたちで同年の9月にオープンした店舗であり、広域からの集客力を持ち、来店客層の幅も非常に広いのが特徴の店舗である。
同店店長の大久保雅也氏は、同店の特徴について次のように語っている。「引き継ぐにあたって、それまでご利用いただいてきたお客さまにご不便を感じさせないようにする、という方針がありました。食品売場のレイアウトや一部什器なども引き継ぎ、品揃え面でセブンプレミアムなどのPB品も扱っています。変わったのはこれまで以上に生鮮や総菜を強化し、十勝地方の地場商品や、特徴のあるこだわりの商品を揃えていることです」
今回の陳列は、大久保店長に加えて、同店デイリー係主任の天城卓巳氏、さらにパートナースタッフが協力して取り組んだという。天城氏は「これまでさまざまな企画に参加することがありましたが、グランプリは初めてで本当にうれしいです。最初にお話をいただいたとき、すぐ店長にやりたいですと伝えました。企画の概要を見たときに、いける、という感覚があり、完成した売場のイメージも見える気がしました」と語っている。
「プチクマの日」を祝う誕生日ケーキを表現
売場のアイデアは、みんなで考えたが、「プチクマの日」を祝う誕生日を盛り上げるために、ケーキをイメージさせる売場にしようということがすんなり決まったという。売場前面では丸いケーキのようなひな壇に、「プチシリーズ」の商品がローソクのように立っている演出を展開。奥にも商品が見える売場をつくって、ステージのような雰囲気をつくりあげた。
また同社で販促物などを担当する企画課ともよく話し合い、最初に小さいミニケーキをつくってイメージを確認するなど、かなりの時間をかけている。
「柱と柱の間の部分を、一つのブルボンの空間としてイメージをまとめたかった。『プチシリーズ』には種類ごとにキャラクターがあるので、それをあしらい、全体としてかわいい雰囲気をつくろうと考えました」(大久保店長)
実際に取り組んでみて想定外だったのは、売場を大きくつくりすぎて、最初の発注量では、迫力が足りなかったこと。追加発注を行うなど、紆余曲折もあったが、結果的には6月対前年比で600%という驚異的な売上を記録した。
大久保店長は、「私も天城もこういう作業が好きなほうなので、あまり苦労したという感じもなく、彩りや見栄えについてはパートナーさんに考えてもらって進めました。結果として3点、4点と購入されるお客さまもいて、お子さまにも大変喜んでいただきました」とあらためて反応の大きさへの驚きを語っている。
天城氏も「『プチシリーズ』の商品力も大きいと思いますが、見せ方で売上が大きく変わると実感し、勉強になりました」という。
また大久保店長は「メーカーさんが一生懸命つくった商品を、こういう機会にあらためて知っていただくというのは、私たちの大きな役割ですし、メーカーさんにとってもいい機会だと思います。ぜひ引き続き、いろいろな企画があれば参加させていただきたいと思っています」と意欲を話してくれた。




