受賞店の声加工食品

㈱ベイシア前橋モール店様(群馬県前橋市)日本ルナ55サマーキャンペーンディズプレイコンテスト大陳コース グランプリ

募集締切:
日本ルナ55サマーキャンペーン ディスプレイコンテスト

主催:日本ルナ株式会社

メーカーのバックアップによって売場づくりを学べる貴重な機会

キーワードは歴史と地元

受賞した店舗のスタッフ

店長の中山晃範氏(右から2人目)、デイリー担当の千葉智美氏と戸塚友理氏(左から)、日本ルナ㈱ 営業本部 東日本営業部 北関東営業所の新井綾乃氏

今年の8月から9月にかけて実施された「日本ルナ55サマーキャンペーン ディスプレイコンテスト」において、大陳コースのグランプリを受賞したのは㈱ベイシア(群馬県前橋市、橋本浩英代表取締役社長)の前橋モール店である。店長の中山晃範氏は「日本ルナの担当者さんの熱意と協力があっての受賞だと思っています。グランプリは、とても光栄です」と語ってくれた。

日本ルナの創業55周年とヨーグルトを生産している県内の高崎工場にスポットを当てた「歴史と地元」をコンセプトにした売場づくりが行われた。

「日本ルナ55周年!バニラヨーグルトの歴史」とトップボードで訴求。ブラックボード風POPのセンターには、バニラヨーグルトの誕生からの歴史とともに、高崎工場の完成までの歴史を紹介している。さらに、新キャラクター「るなたん」の誕生も書き加えられている。

左のボードでは、「バニラヨーグルトのおいしさのヒミツ」と商品特徴をわかりやすくアピールしている。そして、右のボードでは高崎工場のおもしろ情報を掲載。「バニラヨーグルトを1日に約40万個製造。その量はなんと富士山6.5個分」と興味をそそるアプローチが行われている。

手づくりPOPによって、楽しい情報をアピールするというオリジナリティーあふれるアイデアがたくさん詰め込まれた売場である。

成功体験を共有するために!

店舗外観

季節感を生かした売場や新商品の紹介などによって「鮮度のいい売場」を展開している前橋モール店

㈱ベイシアは、群馬県を中心に1都14県に142店舗を展開しているショッピングセンターチェーンである。前橋モール店は、スーパーセンターという店舗形態。これは、衣食住を総合的に扱い、ワンフロアで展開することで、集中レジで一括会計できる「ワンストッピング ショッピング機能」を備えている同社の主力形態の店舗の1つである。

商圏は広範囲におよび、来店客も老若男女と幅広く、近年では外国人の顧客も増加している。そのため、「チェーンストアとしての標準化を推進しながら、地域の特性にあった品揃えや売場づくりを行うことで、お客さまのニーズに応えていくことを意識しています」と中山店長。

同社の理念でもある「すべてはお客さまのために(フォアザカスタマーズ)」を意識した売場づくりを行っている。さらに、売場がマンネリ化しないことも心がけている。

また、社内の販売コンテストだけではなく、若いスタッフの売場づくりのスキルをさらにアップさせるために、メーカー主催のコンテストへの参加はモチベーションアップにつながるとのこと。中山店長は「メーカーの担当者と協力することで、新しい発見があり、受賞することで、外部の評価がスタッフの成功体験となります」と話す。ヨーグルトの中でも、日本ルナのバニラヨーグルトは人気があり、PI値が高い商品なので、大陳に挑戦しやすいことが魅力だ。

「ベイシア全店は時代や消費者ニーズの変化に対応できる柔軟性も魅力」と話す中山店長は、その強みを発揮してコンテストへの挑戦を続けたいと語ってくれた。