目につきやすく発信力のある演出で新商品の機能性をターゲット層にアピール
提案型の売場づくりを日頃から重視
今回、とりせん城西の杜店がグランプリを受賞したのは、2026年3月に発売された明治の新商品「明治ブルガリアのむヨーグルトLB81」ONE SHOT※の発売を記念して実施されたコンテスト。本場ブルガリア由来のLB81乳酸菌で発酵したのむヨーグルトで、特定保健用食品として「腸内細菌のバランスを整え、おなかの調子を良好に保つ」の表示が許可されており、手軽に取り入れやすい飲みきりサイズが特徴だ。
同店店長の鈴木直人氏は、「以前からこうしたコンテストに関心がありましたが、店として本格的に取り組み始めたのは最近のことで、今年はほかのメーカーのコンテストでもグランプリをいただきました。今回は新商品を紹介するという明確な意義がありましたので、やってみたいという担当者に手を上げてもらって、参加することにしました。店舗運営全般で効率化を重視するなかで、きちんと売り切ることも考える必要があり、難しい面もあります。しかしチャレンジしてみたいという担当者の意欲は大事にしたいので、提案があればできるだけ参加しています」と語る。
もともと同店は、主要顧客が高齢層中心で、より若いファミリー層の来店にもつながる取り組みに努めてきた。また近隣商圏の世帯数や人口は多くない一方、近年ますます競合が激化する厳しい立地環境にある。そうしたなかで同社が差別化のポイントとして重視しているのが、提案型の売場展開だ。
ディスプレイコンテストはそのきっかけのひとつになるというのが、鈴木店長の見方だ。機能性を訴求する食品は、年齢層別にターゲットを定めることが多いが、今回のテーマである「明治ブルガリアのむヨーグルトLB81」ONE SHOTは、飲みきりサイズで、外出先や時間がない時など、幅広いシーンで手軽に飲めるという特徴が、若年層への訴求につながるという見込みもあったという。
ディスプレイコンテストはそのきっかけのひとつになるというのが、鈴木店長の見方だ。機能性を訴求する食品は、年齢層別にターゲットを定めることが多いが、今回のテーマである「明治ブルガリアのむヨーグルトLB81」ONE SHOTは、飲みきりサイズで、外出先や時間がない時など、幅広いシーンで手軽に飲めるという特徴が、若年層への訴求につながるという見込みもあったという。
オリジナルPOPなどで目立つ売場演出を展開
今回の陳列を店長とともに手がけたのは、同店グロサリー販売係の齋藤佑哉氏。齋藤氏は「少しでも立ち寄ってもらえるような目立つ売場をつくろうと考えました。やっているうちにさまざまなアイデアが出てきたりして、最終的なかたちになりました。POPなどの販促物は画像データや文字をパソコンでデザインし、印刷したものを切り貼りして制作しました」という。
やってみて難しかったのは、やはり要冷の商品を陳列するなかで、高さや立体感をいかにして打ち出すかということだったという。「平台の周りにのぼりや青と白の垂れ幕を掲げて高さを出し、目立つように工夫しました。とりせんのマスコットキャラクターのぬいぐるみをあしらうことで、親しみやすく楽しさを感じられるようにしています」(齋藤氏)。
鈴木店長も、「POP やキャラクターなどを使った売場演出は子どもさんの目にとまりやすく、喜ばれるので、ファミリー層へのアピールにつながると思っています」と効果を評価している。
齋藤氏は、「通常業務の中で時間を割くのは大変な面もありますが、コンテストそのものを目的とするというより、実際にチャレンジしてみてそれがどう販売につながるかという検証をしていきたい。ただメーカーさんの提案に頼るだけではなく、実際にお客さまに楽しんでいただき、売れるという独自の実例をつくっていきたいと思います」と今後への意欲を語っている。




