来店客の目を引く目立つ演出を展開
メーカー担当者の熱意を感じてコンテスト参加を決定
丸大食品が2025年10月~11月に実施したディスプレイコンテストは、同社の主力商品「燻製屋ウインナー」シリーズがテーマ。発売30周年を迎えたロングセラーで、2025年春には、より「熟成」へのこだわりを訴求するパッケージデザインにリニューアルしている。
このコンテストでグランプリを受賞したのがA・コープファーマーズ佐久平店だ。同店は2022年に開発された近隣型ショッピングセンター「フォレストモール佐久平」内に立地する。同社の他店舗と比較して、若年層の顧客が多いという特徴を持つ。同店で今回の陳列を担当したのが、副店長で畜産の主任を兼務する松下冬将氏。松下氏は参加の理由について次のように語る。「近隣の競合環境が厳しい中で、全般的に価格競争も激しさを増しています。当店としては、価格以外でもアピールできる店頭訴求の強化を常に考えており、品揃えやセールの企画、販促手法などを工夫しています。今回は丸大食品さんから提案を受け、販促の一環として効果的だと考え、参加させてもらいました」
展開場所は畜産部門でもっとも注目度の高い特設コーナーを活用。「燻製屋ウインナー」シリーズ商品をメインに、秋から冬に向かう季節性を踏まえて、ポトフなどのスープもクロス展開を行った。
ファミリー層が足を止めるなど反応や販促面でも手応え
実際の陳列は手作りの商品ダミーを高く掲げてアイキャッチとし、「あなたはどの燻製屋?」と、シリーズ商品を紹介するボードも制作。支給の販促ツールも活用し、目につきやすく、来店客の足を止める売場を展開した。
「お子さま連れの家族などが足を止めるなど、大変反応が良く、販売実績も好調でした。売場の完成度も高かったので、コンテストでも順位を期待しましたが、グランプリという結果はやはり大変うれしかったです」と、松下氏も手応えが結果につながった喜びを語っている。
松下氏はディスプレイコンテストへの参加について、「販売実績を上げるという効果だけでなく、お客さまに喜んでいただき、売場の活性化にもつながると思っています。また私個人としてもメーカーの担当者と相談する中で、考えていなかったような見方や発想に触れることもあり、大変勉強になります」と意義を語っている。
また「丸大食品さんの提案はお客さまにも伝わると思いますので、今後も機会がありましたら積極的に参加していきたいと思います」と今後の取り組みにも意欲的だ。
一方丸大食品の担当は同社長野営業所の南澤裕美氏。これまでも多くのコンテストを提案し、参加店が受賞するケースも少なくないという。「今回は客動線の良い売場をご提供いただきましたので、なんとしても販売強化につながる提案したいと思っていました」(南澤氏)




