受賞店の声即席麺

おかげさまで45周年 マルちゃん焼そば ディスプレイコンテスト 企業賞 グランプリ ㈱ビック・ライズ

募集締切:2020年12月10日(木)

主催:東洋水産株式会社

参加を続け、年々レベルアップ! ついに、念願のグランプリ獲得へ!

楽しみながら全店参加

㈱ビック・ライズ

食品館あおば 関内駅前店:オリジナルの大型ボードに描かれたフライパンには、焼そばがあり、そのまわりにキャベツやもやしなどの野菜イラストを配置し、視認効果をアップ。カット野菜とのクロス販売も実施

昨年の11月から12月にかけて実施された東洋水産「おかげさまで45周年 マルちゃん焼そばディスプレイコンテスト」において、企業賞のグランプリを受賞したのは㈱ビック・ライズ(中嶋哲夫代表取締役社長)だ。取締役副社長 兼 日配バイヤーの中嶋雪絵氏は「上位入賞をはじめ、準グランプリは受賞できるまでになっていました。しかし、グランプリには、もう一歩。今回は、念願のグランプリ受賞ですから、とてもうれしいです。各店舗が本当にがんばってくれました」と喜びを語ってくれた。

毎回、全店参加でコンテストに臨んでいる同社。「店舗規模の大小などに関わらず、各店が創意工夫によって、訴求力のある売場づくりを行っています」と日配バイヤー 兼 ブロック長の阿部栄氏。今回も、企業賞とは別に、個店対象のコースにおいて、大小それぞれの店舗が多数入賞している。

本部からは、コンテストの実施概要とテーマを伝えるだけで、各店が商圏特性や地域のニーズなどを加味して、オリジナリティーのある売場づくりを展開している。

各店とも、演出効果や訴求力を高めるために重視しているのが、オリジナルPOPだ。「お客さまが買物を楽しめる売場は、売上もアップします。同時に、スタッフ自身が陳列技術やノウハウのレベルアップを実感できることで、売場づくりを楽しめるようになっていくことが、大きい」と中嶋氏。今回は、売場づくりを楽しむパワーを結集したグランプリ受賞といえるだろう。

コンテスト参加に損はない

㈱ビック・ライズ

㈱ビック・ライズ 取締役副社長 兼 日配バイヤーの中嶋雪絵氏(中左)、日配バイヤー 兼 ブロック長の阿部栄氏(中右)、管理本部 マネージャーの穐田英一氏(右)と、東洋水産㈱東京支店 神奈川営業所 課長代理の吉田浩史氏(左)

同社は、神奈川県を中心に、33店舗のスーパーマーケット「食品館あおば」を展開。そのすべてが、地域密着店であり、とくに、生鮮品に強みを持っている。

商品構成比で約50%を占める生鮮品。阿部氏は「毎朝、バイヤーが市場に仕入れに行き、その足で、各店に届けるので、朝一から新鮮な青果が店頭に並びます。この鮮度を大切にするために、店舗は市場から届けられる距離の立地になっています」と生鮮品へのこだわりのひとつを語ってくれた。

この鮮度のこだわりと合致するのが、「マルちゃん焼そばディスプレイコンテスト」だ。「人気商品であり、野菜や肉などとのクロス販売によって客単価をアップできる企画として、当社にとっては参加する価値が高い」と管理本部マネージャーの穐田英一氏。今回の大陳にもクロス販売を取り入れる店舗が多かった。

また、コンテストには、パートスタッフを含め、部門の全員が参加。ワンチームになって、取り組むことで、陳列技術やノウハウが蓄積され、共有されていくことで、全体的なレベルアップにつながっている。

さらに、「がんばったのは、店舗のスタッフなので、賞金は、受賞店に還元しています」(中嶋氏)とのこと。賞金を千円の商品券に換えて、全員に支給している。

「コンテストに参加することに、損はない!」という中嶋氏。新規購入のきっかけをつくり、リピート購入にもつながる。さらに、スタッフのモチベーションを上げることもできる。「次回のコンテストも、スタッフが楽しみながら売場づくりを行うことで、グランプリを再び受賞できれば」と中嶋氏は抱負を語ってくれた。

㈱ビック・ライズ

食品館あおば センター南駅前店:発売45周年の「マルちゃん焼そば」をテーマにしたオリジナルトップボードを作成。店舗入口からでも目に飛び込んでくるサイズ感とインパクトで注目を集める売場