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KSP-POS マーケットトレンドレポート「プレミアムアイス」

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プレミアムアイス

 

  • アイスクリーム全体が売上前年比マイナスで推移する中、プレミアムアイスは前年比2桁アップで伸長。
  • プレミアムアイスは新商品は前年マイナスであるが、既存品が好調。

アイスクリーム

アイクリーム全体の売上は2021年7月と10月に前年比が大幅に伸長したが、他は前年比マイナス基調で推移をしている。ただし、細分類別に見ると、プレミアムアイスは前年プラスの月が多く、直近2カ月は前年比2桁アップの金額となった。 アイスクリーム 金額＆前年比推移 アイスクリーム 再分類別 金額前年比推移

▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2021年2月~2022年1月)

プレミアムアイス

プレミアムアイスは約80％の金額をハーゲンダッツジャパンが占めており、残りの20％弱がロッテ、上位2社でほとんどの金額を構成している。
ハーゲンダッツジャパンは直近12カ月、ほとんどの月で前年大幅プラス、ロッテは2021年9月まではマイナス基調であったが、10月以降プラスに転じており、構成の大きい上位2社はどちらも直近3カ月、前年比プラスで推移している。

アイスクリーム メーカー金額シェア推移 アイスクリーム メーカー金額前年比推移

▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2021年2月~2022年1月)

プレミアムアイスの売上をその年に発売された新商品とそれ以外の既存品に分けて見てみると、2021年6月以降は前年の2020年よりも新商品の売上構成が小さい。 2020年既存品＆新商品 金額構成比推移

▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2020年2月~2022年1月)

2021年既存品＆新商品 金額構成比推移

▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2021年2月~2022年1月)

プレミアムアイス全体の前年比がプラスであった直近3カ月の期間、新商品のみの金額では前年の方が売上が大きく、新商品は好調であったとは言えない。しかし、既存品を見ると、2021年は前年よりも大きい金額となっており、既存品が好調であった事がプレミアムアイスの売上を押し上げたという事がわかる。 新商品 2020年＆2021年金額比較 既存品 2020年＆2021年金額比較

▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2020年2月~2022年1月)

2022年1月 プレミアムアイス アイテムランキング（全国）

黄色：2021年以降出現の新商品 2022年1月プレミアムアイスアイテムランキング 全国

▲KSP-POS食品SM (全国、月次 2022年1月)

 

＜調査概要＞

POSデータ：KSP-POS 月次データ 期間：2020年2月～2022年1月 地域 /店舗数：全国 約900店舗 ＊KSP-POSは全国150社約1015店舗の食品スーパーから収集した販売情報データベースです。

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