その大きさと設置方法にもこだわったトップボード!
インパクトのある売場を重視
今年の春に実施されたKINCHO防虫剤の「第61回 KINCHO V.I.P.陳列コンテスト」において大賞を受賞したのはヒラキ㈱(兵庫県神戸市、梅木孝雄代表取締役社長執行役員)の岩岡店である。フロア長の本岡稔正氏は「KINCHOさんの協力もあり、毎年のように入賞しておりました。大賞は10年ぶりと聞き、驚きとともに、格別の喜びです」と話す。
入口すぐのスペースで展開された売場は、多種多彩な商品を揃えた迫力の陳列が行われた。
さらに、「衣類の防虫は」「ヒラキにおまかせ!」と訴求するPOPをはじめ、オリジナルを重視した売場づくりが特徴である。
中でも、大型トップボードには、こだわりの工夫がある。一般的なトップボードは900mm×600mmのサイズであり、同店ではそれを2枚つなげて使用していたが、今回は3枚をつなげた大型サイズのものを採用。さらに、角度をつけて下から見上げるような設置を実施した。見せ方まで工夫することで、視認効果と立ち寄り率を向上させたインパクトのある独自の売場だ。
「オリジナリティーを重視したPOPやその設置方法の工夫による見せ方はインパクトがあったと思います。その効果で売上も好調でした」と課長代理の大黒直樹氏は語ってくれた。
メーカーとのタッグで進化
ヒラキ㈱は、靴専門店をはじめ、バラエティーディスカウントストアなど、さまざまな業態を展開している。兵庫県内にある4店舗の総合店において、岩岡店は旗艦店である。「地域密着店として、地元のお客さまに利用いただいていますが、週末は明石市からも来店いただいています」と本岡フロア長。駐車場が広いことから商圏は広がっている。
平日は、地元のシニア層の来店が多く、週末はファミリー層の来店が増えることから、「KINCHOさんの協力は、売場づくりに欠かせないものになっています」と大黒課長代理は話す。
KINCHOは、革新的な商品や利便性、機能性を向上させたリニューアル商品を次々と出し、それらをアピールするインパクトのあるCMの効果もあり、顧客に勧めやすいことも、売りやすさにつながっている。さらに、「データや売りにつながる売場づくりのフォローなど、担当営業さんが頻繁に来店し、アドバイスをくれることが心強い」と本岡フロア長。
こちらを向いてくれる企業としてのKINCHOの評価は高く、タッグを強化することで、販売効果につながると考えており、win-winの関係性をつないでいきたいと考えているという。
「地域のニーズを把握しながら、お客さまにとって価値のある商品情報を発信できる売場づくり。それをKINCHOさんと共に行って、オリジナリティーを加味することで、次回も大賞をねらっていきたい」と2人は語ってくれた。