受賞店の声加工食品

キユーピー パスタソース ディスプレイコンテスト ボリュームコース 金賞 ユニー㈱ アピタ港店

キユーピーパスタソース ディスプレイコンテスト

主催:キユーピー株式会社

圧倒的なディスプレイでグランプリ獲得

キャラクターを使い他社と差別化

ユニー㈱ アピタ港店

金賞を獲得したユニーの「アピタ港店」

2026年3月16日から5月31日までを期間に開催された「キユーピー パスタソースディスプレイコンテスト」ボリュームコースで見事、グランプリを獲得したのは、ユニー㈱のアピタ港店だ。売場づくりを担当したフード&リカー、MDプランナーの山崎幸道氏は、「緻密に考えて取り組んだので、報われてうれしい」と喜びを語る。

ディスプレイを展開したのは、南口入口近くの催事スペース。パンコーナーから生鮮売場へと向かう、来店客の多くが通行する「一丁目一番地」ともいえる好立地で、キユーピーの商品を強くアピールした。

ひな壇タイプの什器5台を使用し、「あえるパスタソース」全品を中心に、「Italiante」「3分クッキング パスタを手作りオイルソース」を圧倒的なボリュームで積み上げた。上部には「あえるだけ、簡単、便利!!」の大型POPを掲げ、キユーピーのマスコット「たらこキユーピー」を釣り糸で連結して天井から吊り下げた。さらに什器のスカート部分には、ユニー独自のキャラクター「アピタン」と妹の「ピアタン」をあしらい、他社にはない差別化を図った。

売場づくりは午前10時から午後5時まで、休憩を挟みほぼ丸一日を費やした。装飾の取り付けや什器の設置には手間がかかり、キユーピーの営業担当者らの協力も得ながら作業を進めた。

目立つ場所で売場をつくったため、来店客からの注目度は高かった。主力の「あえるパスタソース」は、定番陳列時と比べ約3倍の売上を記録し、アピタ港店では確かな手応えを得たようだ。

競争激化も生鮮で対抗

ユニー㈱ アピタ港店

(写真左から)キユーピー㈱ 名古屋支店 家庭用営業一課 川上拓哉氏、アピタ港店 OP担当 伊藤由美氏、同店 MDプランナー 山崎幸道氏、㈱ケイ・エスエス伊藤陽美氏

1993年10月に開業した「アピタ港店」は、ユニーの中でも屈指の売上規模を誇る基幹店舗のひとつ。食品の売上高構成比は6割を優に超え、7割に迫る勢いで、同社内でもトップクラスの高さを誇る。青果や鮮魚をはじめとする生鮮食品の品揃えの豊富さに定評があり、幅広いカテゴリーで最大級の尺数を確保することで、地域一番店としての集客力を発揮している。

ただ、周辺の競争環境は年々厳しさを増している。2023年11月には愛知県初出店となる「ロピア名古屋みなと店」が近隣に開業、26年年1月にはイオンモール名古屋茶屋そばに2店舗目となる「ロピア名古屋茶屋店」も出店した。さらにカネスエの小型業態「フェルナ」も進出するなど、とくに価格が比較されやすい日配・加工食品分野での競争は激化している。

これに対し、アピタ港店では地域に広く認知されている「火曜特売」に力を入れるほか、生鮮食品の味や鮮度を前面に打ち出すことで集客を図り、対抗している。

こうした状況にあり、ディスプレイコンテストに参加する意義について、山崎氏は次のように語る「。迫力や楽しさ、簡便さをアピールできる。これは価格訴求型の競合にはできないことだと思う」。

アピタ港店では、今後もこうした機会があれば積極的にコンテストに参加し、売場づくりを通じてお客さまの満足度向上をめざす考えだ。

ユニー㈱ アピタ港店

圧倒的な陳列量で、キユーピー パスタソースのSKUの豊富さと簡便さを訴求。ユニーのキャラクターとキユーピーのマスコットがアイキャッチになった大迫力な売場展開