秋田らしさにこだわり続け 念願のグランプリを受賞!
注目の遊び体験型の売場
昨年の9月から11月にかけて実施されたダイショーの「“鍋”ディスプレイコンテスト2025」において、グロサリー部門ボリュームコースのグランプリを受賞したのは㈱ナイス(秋田県秋田市、齋藤寛之代表取締役社長)のナイス山手台店である。店長の加藤周氏は「念願のグランプリだったので、受賞の一報が入った時はスタッフと思わずハイタッチをして喜び合いました」と語り、売場づくりを行った一般食品部門担当の佐藤菜津美氏は「2022年から参加していて、3年連続で準グランプリでした。やっとグランプリを取れたので、とてもうれしかった」と笑顔で話してくれた。
今回の売場は、“今度こそ、グランプリを!”という思いを込めてつくられている。ダイショーが実施していた「桃鉄キャンペーン」をヒントに、体験型アトラクションの双六が取り入れられた。
「お子さまが乗れる新幹線は、もちろん秋田新幹線『こまち』。鉄道マップとサイコロも用意しました」と佐藤氏。駅名を商品名にして、選ぶヒントにしてもらうというアイデアは、親子連れの来店客に大好評で、「楽しい買物をしていただけたと思います」(加藤店長)。
オリジナルのトップボードや迫力の陳列とともに、注目の売場となり、それに連動して売上も伸びたとのことだ。
創意工夫と秋田へのこだわり
㈱ナイスは、秋田県内に地域密着型のスーパーマーケット11店舗を展開。「いい暮らし、届けたい。」というキャッチフレーズを実現するために、顧客にとって価値ある品をより安く届けることをモットーにしている。
その中で、ナイス山手台店は、とくに売場づくりに注力している。そのことを強く意識したのが、コロナ禍以降である。「お客さまが激減しましたが、それでも買物に来てくれるお客さまはいます。だからこそ、楽しい買物ができた、よい商品を買うことができたと笑顔になれる店にしたいと思いました」と佐藤氏。
オリジナルのPOPでの商品紹介やメニュー提案、演出など、楽しさと情報が両立した売場づくりはもちろん、ディスプレイコンテストでの売場づくりも来店客を楽しませる重要ポイントになっている。
「地域密着の当店ですから、常に秋田にこだわったテーマや演出を心がけています」と語る佐藤氏は、今回も「こまち」や「なまはげ」という秋田ならではのものを採用している。
商圏内は、新興住宅地であることから、ファミリー層の顧客が多い。「お子さまと一緒に買物に来られる方が多いので、今回のお子さまが乗れる「こまち」と双六ゲームは大好評で、売場に行列ができるほどでした」と語る佐藤氏。
コンテストに参加するたびに、トライアンドエラーを繰り返し、毎回グランプリをねらって参加した結果が、今回のグランプリ。次回は連覇をかけて参加するという。




