アイデアを出し合ってインパクトある売場をめざす帆船を表現したダイナミックな売場を実現
来店客の期待につながる価値訴求などの差別化を常に意識
ブルボンがバレンタイン企画として実施した「青で届けるアルフォート バレンタインディスプレイコンテスト」でグランプリを受賞したそうてつローゼン成瀬店は、日頃から多くのディスプレイコンテストに積極的に参加。多くの授賞実績を持つ。
同店副店長の山木大輔氏は、ディスプレイコンテストの意義について次のように語る。「物価が高騰している中で、価値訴求とか地域性とか、競合店との差別化の必要性が増しています。当店としては、お客さまが店に来られた瞬間、何か感動があるような店にしていきたい。コンテストに参加することはそのきっかけになると思いますし、メーカーさんの協力も得られる。また若手のスタッフについては、自分の工夫で商品が売れるという実感を得ることが、長い目で見て、いい経験になると考えています」
陳列作業中から来店客が「何かやっている」と注目し、期待を持ってもらい、さらに実際に陳列が完成した売場では、指をさして見ていたり、写真を撮ったりするなど、反応が得られることも楽しみだという。
今回のコンテストについては、バレンタインの売場がだいたい似たようなイメージがある中で、青を基調にしたアルフォートの提案はインパクトがありそうだと考え、参加を決定した。
メーカーの担当者や売場スタッフも含め、いろいろとアイデアを出し合って作りあげた陳列だっただけに、「受賞の知らせを聞いた瞬間、本当にうれしかったです」(山木副店長)と喜びを語る。
夜の海を航海する「アルフォート号」を表現
陳列のアイデアは主に同店加工食品担当の小原流星氏が、ブルボンの担当者と話し合いながら考えたという。
その上で、催事スペースで帆船をディスプレイした売場を大規模に展開することに決定。夜空をイメージした背景に星の飾りをあしらうなど、夜の海をアルフォート号が航海している様子を表現した。
小原氏は「青いハートや花、バルーンなどを活用してテーマである『青で届けるバレンタイン』を訴求しました。ハートの形になるようアルフォートを並べて、売場全体の完成度にもこだわりました。またこうした機会を利用して、『アルフォートミニチョコレートくちどけ苺』などの新商品も積極的に陳列しています」という。
また来店客の導線に対して、どこを正面として見せるかなど、船の角度の設定や、よりインパクトのある見せ方を工夫した。結果として華やかでダイナミックな売場を実現。来店客の反応も良く、チョコレートや菓子カテゴリーの売上アップにも貢献した。
山木氏は「アルフォートは、気軽に手に取っていただける家計にも優しいロングセラーブランドで、長く支持されてきた商品です。そうした歴史の中で、メーカーさんの担当者と協力して一緒に取り組んだ経験は、スタッフにとっても長く残ります。メーカーさんの担当者も若手に変わっていきますが、そうした方々とのつながりを意識し、お互いが成長していけるという、将来につながる意義があると思います」とディスプレイコンテストの意義を強調する。
山木氏自身が売場づくりが好き、という気持ちにあふれていることも参加動機としては大きいようだ。今後も機会がある限り、積極的に参加し、参加するからにはグランプリをめざしていきたいと今後の意気込みを語ってくれた。



