受賞店の声即席麺

やるじゃん凄麺! ディスプレイコンテスト グランプリ 株式会社ヨークベニマル須賀川森宿店

募集締切:
やるじゃん凄麺! ディスプレイコンテスト

主催:ヤマダイ株式会社

「凄麺」愛がにじむディスプレイが若年層中心にクリティカルヒット!

大胆で圧巻のディスプレイは、「凄麺」への自信の表れ

株式会社ヨークベニマル須賀川森宿店

株式会社ヨークベニマル須賀川森宿店

即席麺メーカー・ヤマダイが主催する「やるじゃん凄麺!ディスプレイコンテスト」が昨年、開催された。2023年度のグランプリに選ばれたのは、福島県中部に所在するスーパー「株式会社ヨークベニマル須賀川森宿店」だ。今回がコンテストヘの初応募であるにもかかわらず、いきなりのグランプリ。ディスプレイづくりを主導した乾物担当の河原木武氏の語りからは、受賞に対する驚きと喜びがひしひしと伝わってくる。何を隠そう、彼は自他ともに認める「凄麺」ファン。スーパーに仕入れる以前から、ネットで箱買いをして楽しんでいたそうだ。

「好きが高じて、スーパーの方にも並べてみたんです。そうするうちに、お客さまも喜んでいただけているという実感を持つようになりました」(河原木氏)

ご当地シリーズをはじめ、様々な種類をラインアップにもつ「凄麺」。コンテストの際にはその全種類、30種類を用意した。「こんなに種類があるのか!」と来店客には驚きとともに温かく迎えられ、あっという間に在庫がなくなっていったという。その売上は、1日で400個弱、1ヶ月で2000個以上という驚異的なものだ。

今回のディスプレイのテーマは「旅」。日本地図を取り入れたそのディスプレイに、それぞれのご当地の「凄麺」を面出しする。「ただ食べておいしいというだけではなくて、『凄麺』が再現している『ご当地』に想いをはせてほしかったんです」とグロサリーマネージャーの柴田ひとみ氏は語る。どこかで名前を聞いたことがある、あのラーメンはこの地方にあったのかと、見ているだけで発見があり、楽しいディスプレイになっている。

ディスプレイの設置場所はなんと、店全体の顔でもあるエントランス。大胆で強気なその陳列スタイルについて、柴田氏はこう話す。「本気でディスプレイをつくるわけですから、いつも通りの売場に引っ込めるのではもったいないじゃないですか。店に入る全ての人が通るエントランスでの商品展開であれば、お客さまは確実に反応してくれるだろうと踏みました。これは、われわれの『凄麺』愛があるからこその、自信あるディスプレイなのです(笑)」

食べ盛りの若年層に刺さる熱のこもった提案力

株式会社ヨークベニマル須賀川森宿店

(写真左)河原木 武氏(乾物担当)、(写真中央)柴田ひとみ氏(グロサリーマネージャー)、(写真右)ヤマダイ株式会社 仙台営業所 営業部 斎藤直人氏

同店で「凄麺」にこれだけの反応があったその背景には、地理的条件によるところも大きい。ここ須賀川市森宿は、小中学生がいる世帯が福島県の中でも比較的多いエリア。食べ盛りの学生の間食として、手軽に食べられるカップ麺の需要が元々すごく高かったという。店舗の購買調査では、全体の来店客のなんと37%がカップ麺を購入したというデータもある。

そんな同店では、コンテスト以前から「凄麺」を常時12種類ほど展開しており、この森宿エリアの購買層に普段からしっかりと認知を図っていたという。「現在、カップ麺というジャンル全体で、価格がどんどん高騰しています。逆にいうと『凄麺』のような、味にこだわりを持ったカップ麺との価格差が小さくなった今なら、『凄麺』を提案するハードルは低いと感じました。そして、一口食べていただければ、このクオリティの高さはわかってもらえると信じていましたから」(河原木氏)

元々カップ麺の需要が高い、森宿エリアの土壌。その中で「凄麺」への愛のこもった商品提案が、若年層を中心にたくさんの来店客に刺さったのだ。今回のグランプリを勝ち取る原動力には、「凄麺」にかけるスタッフの熱い想いがあった。

株式会社ヨークベニマル須賀川森宿店

店舗出入口を利用した大胆な陳列を展開し、入店するすべての来店客へ「凄麺」をアピール。「旅」をテーマにしたPOPは商品選びの楽しさに貢献している