受賞店の声飲料

ホクノスーパー中央店様 オロナミンC & ファイブミニ ディスプレイコンテスト スーパーグランプリ賞

募集締切:

主催:大塚製薬株式会社

例年以上に「母の日」に感謝を伝える展開!

感謝のひと工夫が魅力に!

地域密着店として顧客のニーズに応えることと、商品提案を両立しているホクノースーパー中央店

今春、実施された「オロナミンC & Fibe-Mini ディスプレイコンテスト」において、店舗コースのスーパーグランプリを受賞したのは、㈱ホクノー(北海道札幌市、野地秀一代表取締役社長)のホクノースーパー中央店である。同店食品バイヤーの中川卓哉氏は「昨年のスーパーグランプリ受賞時には、私は関わっていなかったのですが、その流れを引き継げるようにがんばりました。プレッシャーもありましたが、2連覇を達成できてうれしいです」と語ってくれた。

昨年とは違うテーマでの売場展開を考えていた中川バイヤーは「新型コロナウイルスの影響に伴う休校やテレワークによって、例年以上にお母さん方がご苦労されていたと思います。そこで、『感謝を伝える』をコンセプトにした売場をつくろう」と決めたと話す。 大型トップボードでは「いつも頑張るお母さんに元気ハツラツな贈り物を届けましょう」と訴求し、ラウンドシートにも「おかあさんいつもありがとう」というメッセージでアピールを行っている。

さらに、大陳の中央に大型の「感謝状」POPを設置。お母さんへの感謝と応援のメッセージが伝えられている。これだけにとどまらず、来店客が持ち帰れる「ミニ感謝状」も用意するというプラスアルファのアイデアが好評だったという。「多くのお客さまが『ミニ感謝状』を持ち帰っていただけたので、とてもうれしく、つくってよかったと思いました」(中川バイヤー)。

母の日といえば、カーネーション。その赤色を連想させるように、オロナミンC10本パックの赤いパッケージをワイドに陳列。カラーリングによって、演出効果とインパクトが高められている。バラ陳列も行うことで、顧客のニーズに応えられる商品陳列が行われたことも、売上アップへのポイントとなっている。

右側には「ファイブミニ 」を陳列。しっかりと手軽においしく食物繊維を摂取できることがアピールされている。

親しみやすく、わかりやすいPOP類には、イラストを採用するなど、オリジナル作成ならではの効果が発揮されている。

売場工夫の可能性を実感

㈱ホクノー ホクノースーパー中央店 食品バイヤーの中川卓哉氏

1970年代前半に開発された札幌市内の大型団地「もみじ台団地」の地域密着スーパーマーケットとして1976年にオープンしたホクノースーパー中央店。もみじ台地域の高齢化とともに、顧客の高齢化率も進んでいる。「最近は、新型コロナウイルスのためか、20〜40代の女性のお客さまが夕方にご来店される比率が増えたと感じます」と中川バイヤー。そのため、売場には、高齢者向けの訴求だけではなく、若い主婦層向けのアプローチも工夫している。

今回のディスプレイコンテストにおいても、売り方を工夫することで、売上確保と利益向上につなげることができたという。中川バイヤーは「オロナミンCは、当店でも圧倒的な売上を誇っていますが、平行線で上昇させることが難しい商品でした。しかし、今回の売場づくりによって、売り方を工夫することの重要性を改めて実感しました」と語った。

今回の経験を生かして3連覇とポカリスエットのコンテストにも参加し、受賞できる売場づくりを行いたいと抱負を語ってくれた。