店舗ごとに創意工夫をした陳列で前年超えの実績を達成!
大型店舗から小型店舗まで全59店舗が参加
2025年6月に実施された「『マ・マー』ブランド70周年ディスプレイコンテスト」において、企業コースのグランプリを受賞した㈱東武ストア(木村吉延代表取締役社長 )。195 9年の創業以来、東京、埼玉、千葉の首都圏エリアにおいて、食品や日用品の販売を中心としたスーパーマーケット(SM)を展開している。「お客様のより良い暮らしに貢献します」を経営理念に、「地域で一番買いやすい店づくり」を目指す地域に密着したSMだ。出店地 域によって顧客属性が異なり、店舗形態も郊外の大型店から駅前の小型店までさまざまだ。
「立地や規模に沿った工夫が必要です。店舗オペレーションを担当する店舗運営部と商品 部で連携しながら、効果的な現場の陳列技術の向上を目指しました。昨年からディスプレイコンテストへ積極的に参加していた背景もあり、今回のグランプリ受賞でスタッフの士気がさらに上がりました。ベテランの売場責任者から若いスタッフまでが一丸となり、自分たちの店舗にあった陳列に取り組みました。自分たちで考えたアイデアを売場に活かし、学 んでいくことは、大切な教育の一環でもあると思います」と、商品本部 加工食品部の金坂一紀部長は話す。
顧客のニーズに応え、継続的な販売につなげたい
価格が上昇した米の代替ニーズも追い風となり、「マ・マー」ブランドの売上は伸び、前年超えの実績を達成したという。「6月18日から展開を開始後、パスタが前年比111%、パスタソースが同107%となりました。6月単月では前年比104%でした」と、商品本部 加工食品部 村上寛チーフバイヤーは話す。
酷暑ともいえる高い気温が続いた夏は、麺カテゴリーでは、そばやそうめんなどの乾麺にニーズがシフトする傾向だった。さらに商品単価の上昇によって買い上げ点数が厳しい状況にありながらも、今回のディスプレイコンテストは 効果があったそうだ。米価格の高騰が続く中、認知向上による継続的なリピートも期待できる。
「定番売場にはパスタコーナーがあるので、コンテスト終了後もお客さまが手に取って くれるのではないでしょうか。継続してご購入いただく磁石になるのではないかなと考え ています。今後は生鮮や調味料などと絡めた連動企画も行いたいですね。惣菜とのクロスマーチャンダイジングも面白いかもしれません」と村上チーフバイヤーは今後に意気込みを見せる。
同社と日清製粉ウェルナの取り組みの歴史は長く、2024年の創業65周年の際には65周年のロゴを入れた「マ・マー」の記念パッケージ商品も販売されたそうだ。「日清製粉ウェルナさんとは、これからも一緒に継続的な取り組みを進めていきたいですね」と、金坂部長は結んだ。



