均整のとれた華やかなディスプレイで悲願のグランプリを獲得!
セールとの連動と細やかな料理提案で売上が伸長
今年の3月1日から5月15日にかけて開催された「2025年春 モランボン 韓の食菜 ディスプレイコンテスト」。「韓食ボリュームコース」で見事グランプリを獲得したのは、㈱ダイエーのイオンフードスタイル船堀店だ。
同店は昨年もモランボンのコンテストで優秀賞を獲得した実力ある店舗。それでもグランプリの一報が入った時には「まさか取れるとは思っていなかった!」とスタッフ同士で盛り上がったという。
店内入ってすぐの特設スペースで大きく展開した、均整のとれた美しいディスプレイは、遠くからでも目を惹く華やかなものだ。「朝早くからスタッフと商品や什器などの配色を考え、全体のバランスが綺麗に見えるよう心掛けました」と主任の小野寺純子氏は語る。ディスプレイの中心には『韓の食菜』を使用した調理見本POPを設置。出来上がりのイメージを伝えるのはもちろん、「お肉とピーマンがあればすぐできる」などといったワンポイントアドバイスを添えることで今まで韓国料理になじみがなかった客層にも訴求したという。
今回のディスプレイと連動する割引クーポン企画を実施したことも相まって、コンテスト期間中は「チャプチェ」をはじめ「春雨プルコギ」「ゆず塩チャプチェ」などの売上が前年同期に比べて大きく伸長。さらに、コンテスト期間が終わった5月に入っても『韓の食菜』シリーズの全8商品が前年同期に比べて140%も売上を伸ばしており、リピート購入につながったことがうかがえる。
さらに、ディスプレイ期間中は韓国料理に欠かせない食材である精肉部門の売上にも貢献。精肉3パックで売り出すバンドルセールに合わせてディスプレイを実施したところ、売上の相乗効果が見られたという。「商品の味には自信があったので、一度食べていただければ、もう一度食べていただけるという確信がありました。この機会に『韓の食菜』シリーズを全種類試されたというお客さまもいらっしゃいました」(小野寺氏)
秘訣はイベントごとのように楽しむこと
東京都の東部、荒川沿いに立地する㈱ダイエー イオンフードスタイル船堀店。周辺は団地が多く、都心に働きに出かけるファミリー層が購買者の中心を占める。特徴的なところでは、近隣には焼肉店が多く、家庭でも焼肉をされる方が多いとのこと。今回のディスプレイによる売上の伸長は、焼肉に対するリテラシーが高い船堀地区の購買者にしっかり刺さったと言えるのではないだろうか。
また、同地区はインド人街で有名な葛西とも隣接しており、インド人の購買者も多いという。中には、インドのスパイスと『韓の食菜』はマッチするか、という質問も出たとのこと。韓国料理の商材のポテンシャルの幅が広がっていくことを予感させるエピソードだ。
最後に、今後のディスプレイコンテストに向けての抱負を伺った。「お客さまも私たちも楽しめるものが作れたらいいと思います。実は今回の売場作りは、パートさんが興味を持ってくれて積極的に参加してくれました。いつも以上に力を入れて、イベントのようにみんなで一緒に楽しくディスプレイを作れるというのはとても意義のあることだな、と思います」(小野寺氏)