受賞店の声菓子

デリシア安茂里店店  明治 店頭陳列・演出コンクール ディスプレイコース スーパーグランプリ

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手づくりボードを大きく掲示してお菓子の箱を使った工作の楽しさを訴求

新たなスタッフが担当して2年連続受賞の快挙

デリシア安茂里店

今回のコンクールは明治が進めているお菓子のパッケージを使った手づくり工作がテーマ。手づくりのボードを掲げて独自性の高い陳列を行い、スーパーグランプリを受賞したのはデリシア安茂里店だ。昨年実施された東京オリンピック・パラリンピックをテーマにしたコンクールに続いて2年連続の受賞となった。

同店の宮崎貴人店長は、「私自身は今年3月に着任したので、昨年の陳列には関与していませんが、連続受賞と聞いて大変驚いています。陳列を担当した加食チーフも昨年9月に異動してきて、初めての参加。私自身はまったくタッチしておらず、チーフにすべて任せていました。昨年とは担当者が替わっているなかで、引き続き高い評価をいただけたことは、大変光栄でうれしいです」と語る。

今期は多くのスーパーと同様に、新型コロナの影響を受け、通常どおりの運営が難しい時期が続いたなかでの受賞だった。「店舗の立地によって事情は異なると思いますが、当店の場合、3月頃から加工食品を中心にまとめ買いが増え、上期の売上としては好調でした。閉店を早めて営業時間を短縮したため、お客さまの数自体は減りましたが、客単価は異常値ともいえるほど高い状況が5月半ば頃まで続きました」(宮崎店長)

そのため通常の販促や、日ごろ重視してきた店頭提案などより、来店した顧客に着実に必要品を提供するため、欠品を防ぐことに全力を注ぐ必要があった。需要が急速に高まるなかで、結果的に売場のコンディションを良好に保つことができたが、宮崎店長が「あまり思い出したくない(笑)」というほど大変な毎日だったという。

行動が制約されるなかで楽しさを感じられる演出をめざす

写真左から、株式会社明治 流通営業四部 営業三課安井拓氏、株式会社デリシア 安茂里店店長 宮崎貴人氏、加食チーフ 飯島理恵氏、株式会社明治 関東支社 流通営業三部 営業三課 渡邊翔平氏

コンクール向けの陳列はそうした時期を過ぎ、ある程度落ち着いてきた8月に展開。陳列を担当した加食チーフの飯島理恵氏は、「夏休み時期でしたが、コロナでどこにも行けない状況のなかで、少しでもお店にいらっしゃったお客さまに楽しんでいただけるよう、できるだけ楽しい演出をめざしました」という。

売場は入口付近の目立つスペースで展開。大きなボードに「工作名人」のキャッチを手づくりで表現した。半円什器やPOPなどを駆使した陳列を展開し、高さと立体感のある迫力ある陳列を行った。家族連れの来店客が立ち止まって見入るなど、反応には手ごたえがあり、販売実績も好調だったという。

コンクールについての情報は本部を通して聞き、明治から提案されるスタイルを基に、参加や発注する数量などは宮崎店長と相談して飯島チーフが判断した。

飯島チーフは「販売できそうな数量を見込んで発注しましたが、やはり量が多く、売り切れるかどうか不安な面もありました。結果としては順調に販売することができました。ふだん、あまり手づくりの販促物を活用するような売場づくりをやってきませんでしたが、演出次第でお客さまの反応が違ってくることが実感できました。作業自体は大変ですが、今回の受賞をきっかけに、今後もいろいろ挑戦してみたいと思います」と言う。

また宮崎店長も「担当者は通常業務を抱えるなかで大変だとは思いますが、お客さまに楽しんでいただき、販促につながる大陳コンクールは、スキルアップを図る意味でもいい経験になり、重要だと思います。当店は社内でも売場面積や売上規模の大きい旗艦店的な位置づけなので、今後も機会があれば積極的に参加を検討していきたいと思います」と語る。

上部に掲げた大きなオリジナルボードで「工作名人」のキャッチをアピール。POPやボードなどを合わせて展開し、高さと立体感のあるダイナミックな演出を実現している