受賞店の声日雑

スギ薬局 豊中庄内店様
第50回KINCHO防虫剤 V.I.P. 陳列コンテスト
V.I.P. 大賞

募集締切:

主催:大日本除虫菊

地域での圧倒的な知名度の高さと季節需要を打ち出して購買を促進!

フェアらしく幅広い品揃え

写真左から、(株)スギ薬局 営業本部 スーパーバイザーの徳永泰之氏、同社 商品本部 ホーム部の金川直氏
写真左から、(株)スギ薬局 営業本部 スーパーバイザーの徳永泰之氏、同社 商品本部 ホーム部の金川直氏

 今年の春に実施されたKINCHOの「第50回V.I.P. 陳列コンテスト」において、V.I.P. 大賞を受賞したのは(株)スギ薬局(愛知県大府市、杉浦克典代表取締役社長)の豊中庄内店である。同社営業本部スーパーバイザーの徳永泰之氏は「豊中庄内店の近くにKINCHOの工場があり、知名度が圧倒的に高い地域ということから、売場づくりには力が入りました。そして、V.I.P.大賞受賞ですから、とてもうれしいです」と語ってくれた。

 売場のトップボードは「春の防虫剤フェア」とアピールし、その左右に「庄内幸町四丁目」と「庄内幸町五丁目」という住居表示板風のデザインを加えている。「地域の人気ブランド商品のフェアであるということを強調しました」と徳永スーパーバイザー。

 売場には、「ゴンゴン」シリーズを中心に、アレルギーの原因のひとつとなることから需要が高まっているダニ対策商品の「ダニコナーズ」や「ダニがいなくなるスプレー」「サッサ ダニよけおそうじシート」などを多彩に陳列。さらに、使い捨て雑巾「サッサ」や米びつ用防虫剤「お米に虫コナーズ」も揃えている。防虫関連の消費者ニーズに幅広く応えられる売場は、まさに「防虫剤フェア」と言えるものになっている。

 ボリュームがありながら、カテゴリー別に並べられていることから、選びやすく、手に取りやすくなっている陳列も、高評価のポイントとなっている。

調剤併設で信頼される店へ

調剤併設型のドラッグストアであるスギ薬局 豊中庄内店。処方せん持参とともに、買物ができる利便性で顧客を獲得
調剤併設型のドラッグストアであるスギ薬局 豊中庄内店。処方せん持参とともに、買物ができる利便性で顧客を獲得

 (株)スギ薬局は、中部・関西・関東で1200店舗以上のドラッグストアを展開している。その店舗のほとんどが、調剤併設型がスタンダードとなっており、ヘルスケアとビューティケアなどを含め、トータルで「ウェルネス」を追求し、生活者へ提供している。

 豊中庄内店の顧客は、大阪の下町に立地していることもあり、シニア世代を中心とした古くからの常連客が中心となっている。

 同店も、調剤併設店であることから、「処方せんを持参しての来店をきっかけに、ファンとなっていただけるケースが多いです」と徳永スーパーバイザーは話す。顧客が感じる安心や信頼が育まれることと、ヘルスケア以外の商品の豊富な品揃えと価格設定なども相まって、ワンストップでの買物が実現できることが、ファン獲得の大きなポイントとなっているようだ。

 顧客の中心となっているシニア層には、KINCHOブランドは親しみのあるブランドであり、人気商品である。そのうえで、定番商品だけでなく、新商品の紹介や防虫の方法など、来店客に商品提案を行う機会として活用できるのが、陳列コンテストであると徳永スーパーバイザーは考えている。

 KINCHO商品はブランド力があり、衣替えという季節訴求も行いやすい防虫剤は、暮らしの提案とともに、顧客のニーズに応えることができる商品であることから、コンテストに参加しやすいという。「地元のブランドとも言えるKINCHOということもあり、2連覇をねらうというか、今後も積極的にコンテスト参加を続けていきたい」と徳永スーパーバイザーは語ってくれた。

衣類用防虫剤だけではなく、ダニ対策商品を同時展開し、収納空間のトータルケアを提案衣類用防虫剤だけではなく、ダニ対策商品を同時展開し、収納空間のトータルケアを提案