受賞店の声日雑

スーパーセンターオークワ南紀店様
第31回 KINCHO V.I.P. 陳列コンテスト
Aコース 大賞

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「お燈まつり」をテーマにし、ボリューム陳列で早期展開、販売するスピード、タイミングが重要!

手書きPOPで使い心地を伝える


オークワ住居衣料事業部の青山拓司事業部長

今年3月上旬から7月中旬を期間として開かれた「第31回KINCHO V.I.P.陳列コンテスト Aコース」で、昨年に引き続いて大賞を獲得、二連覇を果たしたのは「スーパーセンターオークワ南紀店」(和歌山県新宮市)。コンテスト参加店を統括したオークワ住居衣料事業部の青山拓司事業部長は「今年も目標にしていたので大変光栄です」と喜びを表現する。

店頭販売を実施したのは2017年4月28日から5月31日までの34日間。入口近くの、約30坪ある催事スペースで売場をつくり、多くの来店客にアピールした。

「金鳥香」「キンチョール」「虫コナーズ」「ゴキブリ用コンバット」など、大日本除虫菊の主力ブランドを量感を持たせ立体的に積み上げた。テーマは、毎年2月に店舗のある新宮市で開かれる「お燈まつり」である。祭の雰囲気を出すため提灯を随所に配置、さらに上部には「金鳥の夏 オークワの夏 到来」と記した大型のボードを掲げた。

今回の陳列のねらいについて、青山事業部長は次のように説明する。「当社の店舗は地域密着を方針としている。地元で親しまれている祭をモチーフにした売場で、注目を集めたいと考えた」。

売場は、南紀店の担当者、さらに大日本除虫菊の営業マンも加わり、2日間をかけて完成させた。女性従業員による、商品の特徴や使い心地などを表現した手書きPOPを添えたほか、40インチのモニターを配置して、新商品や地元の祭を紹介する映像を流すなど情報発信にも力を入れた。陳列を行った期間中、来店客からの注目度は高かった。どの商品も、定番売場で展開していた時に比べて数倍が売れ、同店の従業員、青山事業部長は強い手応えを得たようだった。

低価格以外の価値を訴求


大賞を獲得した「スーパーセンターオークワ南紀店」

オークワの主力業態のひとつ、スーパーセンター(SuC)の2号店として、05年3月にオープンしたのが南紀店だ。売場面積5000坪と同社では最大規模を誇り、豊富な品揃え、さらに低価格により地域から強い支持を得る繁盛店である。

南紀店と同様、オークワの各店舗には毎日、多くの来店客がある。ただ同社が主な商勢圏とする地元、和歌山県では近年、競争が激化している。なかでも日用生活品や食品も扱うドラッグストア、さらにディスカウントストアといった価格訴求型の異業態が台頭しつつあり、価格競争が年々激しさを増しているのが現状だ。

これに対し、オークワでは低価格だけでなく、商品の価値を訴求する売場づくり、また付加価値商品の提案により差別化をめざしている。本来、SuCも低価格を魅力とする業態だが、さらにプラスアルファの要素を打ち出すことによって集客を図ろうとしている。

また生活シーンに応じた提案をすることにより、利便性の高い売場も追求する。たとえば従来、寝具のカテゴリーにあったタオルを、風呂関連商品のひとつとして並べるなど、消費者サイドに立った売場づくりを進めているところだ。

このようななか、青山事業部長は、陳列コンテストに取り組む意義について「低価格以外の価値、要素を伝えるために有効だから」と教えてくれた。現在、オークワが強める、視覚、触覚、聴覚に訴求する売場づくりの効果を最大化できると考えているようだ。

青山事業部長は「最高賞を続けていただき、従業員の士気も上がっている。来年も大賞をめざし、三連覇を達成できれば」と意気込んでいる。