受賞店の声菓子

第5回10月10日は亀田の柿の種の日 大陳コンテスト 10月10日は亀田の柿の種の日コース グランプリ そうてつローゼン緑園都市店

募集締切:

主催:亀田製菓株式会社

入口近くの壁面を大胆に活用しメッセージ性の高い売場を展開

担当者の顔写真入りマネキンパネルを設置

そうてつローゼン 緑園都市店

そうてつローゼン緑園都市店

10月10日の「亀田の柿の種の日」をテーマとした恒例のディスプレイコンテストで今回グランプリを獲得したそうてつローゼン緑園都市店は、複合商業施設である「相鉄ライフ緑園都市」の核店舗。近代的な住宅地が立ち並ぶ相鉄いずみ野線緑園都市駅前に立地し、通勤通学の駅利用者や周辺居住者にとって、利便性の高い店舗として親しまれている。

同店副店長の栗原秀光氏は「ふだんコンテストに参加することがあまりないので、グランプリをいただけるとはまったく予想していませんでした。ただ、参加するからには全力で取り組み、当店としてできる限りインパクトのある売場をつくり、トップをめざそうという思いはありました」と語る。

実際に陳列を担当したのは同店で加工食品を担当する早川幸雄氏を中心とする数名のスタッフ。早川氏は「初めての機会でしたが、栗原副店長からのアドバイスやスタッフともいろいろと相談してアイデアを考えました。そうした取り組みがグランプリという結果に結びついて大変うれしいです」と言う。

同じく同店菓子担当の矢部真由美氏は、「手探りで作業を進めた感じでしたが、概ね完成した段階で、もう少しインパクトがほしい、という栗原副店長の意見で、私と早川の顔写真を貼り付けたマネキンパネルをつくって配置しました。また柿の種のかたちをイメージして、商品が半円形のカーブを描くように配置しています。こうした工夫も初めてのことでしたが、スマホで売場を撮影するお客さまがいらっしゃったり、顔写真を見たお客さまに声をかけられるなど、手応えを感じることができました」と言う。

販促効果にとどまらず来店客に喜んでもらうことを重視

そうてつローゼン 緑園都市店

(前列左から)相鉄ローゼン株式会社 緑園都市店 菓子担当 新谷玲奈氏、同店加工食品チーフ 早川幸雄氏、同店副店長 栗原秀光氏、同店菓子担当 矢部真由美氏、同社 商品本部加工食品部チーフバイヤー 岡本直貴氏
(後列左から)亀田製菓株式会社 首都圏支店支店長 榎並浩氏、同社 首都圏支店神奈川エリア 松村純子氏、同社 首都圏支店神奈川エリア 宮脇史好氏、同社 首都圏支店神奈川エリアエリアリーダー 番場比呂順氏

今回の陳列は入口を入ってすぐの催事スペースの壁際で展開し、来店客が思わず足を止めてしまうようなボリューム感のある陳列を行った。220ケースという大量の商品を用意したほか、期間限定のオタフクソースとのコラボ商品である「お好み焼味」も陳列。併せて実際のお好み焼ソースをクロス展開するなど、さまざまな工夫で独自性を打ち出している。

また「10月10日は亀田の柿の種の日」というテーマをわかりやすく打ち出すためにA3用紙でプリントアウトしたキャッチコピーをラミネートして手づくり。フロアディスプレイでキャンペーンをアピールするなど、メッセージ性の高い売場づくりにもこだわった。「こうした機会に売上を確保していくのは大前提になりますが、むしろお客さまに喜んでいただくことが最も重要だと思っています。また、大陳を通して商品の“顔”をわかりやすくアピールし、全体のカラーコントロールにも工夫をこらすなど、スタッフにとってもいい経験になったと思います」(栗原副店長)

もともと同店では亀田製菓の商品がよく売れており、とくに亀田の柿の種は人気商品。大きなスペースでの大量陳列についても、販売自体には不安を感じていなかったという。

栗原副店長は「今回の受賞は朝礼でも発表しました。担当するスタッフは日常業務が忙しい中で大変だと思いますが、やはりこうして評価していただけることはモチベーションアップにもつながると思います。今後もこうした機会があればぜひ積極的に参加していきたいと思います」と語ってくれた。

そうてつローゼン 緑園都市店

亀田の柿の種220ケースを、ワイドで高さのあるスペースでダイナミックに展開。クロス
MDでオタフクソースを併売したほか、担当者の顔写真入りマネキンパネルをあしらうな
ど、アイデアやオリジナル性にあふれた売場を実現した