受賞店の声菓子

マミーマート 川口安行店様
10月10日は亀田の柿の種の日 大陳コンテスト
亀田の柿の種大賞

募集締切:

価格訴求に頼らず、悪条件の場所でも売場づくりで集客と売上アップを実現

メーカーの後押しで再挑戦


写真上段の左から、田代明子氏、尾形真氏、早舩文子氏と、下段の左から、大石基司店長、野原まり子氏、西川寛氏

「10月10日は亀田の柿の種の日」キャンペーンに連動して、昨年の秋に開催された亀田製菓「大陳コンテスト」において「亀田の柿の種大賞」を受賞したのは(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文代表取締役社長)の川口安行店である。店長の大石基司氏は「昨年のアイデアコース賞グランプリに続いての念願の大賞受賞でとてもうれしいです」と笑顔で語ってくれた。

同店は、築25年。最近の新店と比べると通路も狭く、売場や催事なども余裕があるとは言い難い。以前参加していた大陳コンテストではあるが、諦めざるを得ない状況だった。そんなとき、「もう一度、参加してみませんかと声をかけてくれたのが、亀田製菓の担当者さんでした」と大石店長。その言葉に後押しされるように、参加を決めた。店内でも条件が悪い場所しか確保できなかったため、大石店長は「店内のランドマークをつくろう」と考えた。小スペースの中で、高さとワイド感を打ち出し、店内のどこからでも目立つ売場にした。パッケージを生かしたカラフルな演出で目を奪い、近づくと「亀田の柿の種の日」である「10月10日」が浮かび上がる。

売上を確保しにくいスペースへ、来店者を呼び込むことに成功。売上が立たなかった場所が一変し、売上アップも達成。大石店長が思い描いたように、大陳がランドマーク的な働きをし、販促効果を発揮する結果となった。

大陳はみんなが喜ぶ施策


シニア層からファミリー層まで、幅広い顧客に対応している川口安行店

川口安行店の顧客は、シニア層の割合が高いため、高齢者の心をしっかりとつかむ施策やコミュニケーションを重視している。一方で、人口が増加している商圏でもあり、その中心となるファミリー層への顧客開拓も同時進行させる必要がある。そこで、大石店長の趣味である登山やサイクリング、ボランティア活動から生まれるヒントやアイデアを駆使して、コミュニケーションおよび売場づくりに役立てている。

大石店長の趣味から発想した、面白い大陳やインパクトのある売場は、高齢者から子供まで人気となり、立ち寄り率がアップ。買物が楽しめる売場があることから、子供連れの母親の来店が目立つようになってきた。創意工夫のある売場によって、ファミリー層へのアプローチを実践している。

大石店長が、大陳コンテストに取り組むきっかけとなったのも、今回の再挑戦と同様に亀田製菓であった。担当者の情報提供やバックアップを受けながら、売場づくりのノウハウを学び、ひとつの答えにたどり着いた。それは、「みんなが喜ぶ売場」。来店者、メーカー、本部に喜ばれ、スタッフも笑顔になる。コンテストで大賞を受賞し、全国誌に掲載されることで、モチベーションもアップ。「みんなに喜ばれる売場をつくれば、価格訴求をしなくても、売上アップを達成できるということを気づかせてくれたこと」。それが、いちばんと大石店長。いろいろな気づきを与えてくれて、販売促進となる亀田製菓の大陳コンテストは、「私の財産」と語る大石店長は、今後も挑戦を続けると力強く宣言してくれた。

商品名やブランド名を輝かせることができるよう演出とともに、フェースをしっかりと見せることを心がけてつくられた売場