受賞店の声菓子

(株)ニシムタ 都城五十市店様
2017 夏はなにマアムで楽しむ?カントリーマアム大陳コンテスト
店舗賞コース グランプリ

募集締切:

主催:不二家

挑戦させてくれる会社だから 楽しい売場づくりができる!

テーマと仕掛けを重視!


左から、ペコちゃんの顔真似をして受賞の喜びを表現してくれたニシムタ 都城五十市店のフロアリーダー川﨑健氏と菓子担当の豊満里菜氏、(株)不二家 鹿児島支店 主任の黒木一成氏

 今年の夏に開催された「2017 夏はなにマアムで楽しむ? カントリーマアム大陳コンテスト」の店舗賞コースで、グランプリを受賞したのは(株)ニシムタ(鹿児島県鹿児島市、西牟田敏明代表取締役社長)のニシムタ都城五十市店である。売場づくりを担当した菓子担当の豊満里菜氏は「グランプリをめざして参加しましたが、受賞と聞いて、夢かなと思うほど驚いています」と喜びいっぱいに語ってくれた。

売場は、「夏はなにマアムで楽しむ?」というコンテストテーマから、海の家をコンセプトに展開。オリジナルの大型トップボードには「2017夏ようこそ! 不二家の島へ~今しか味わえない、期間限定の楽園!~」というメッセージを掲げて、海の家で販売する夏のカントリーマアムをアピールしている。季節演出と夏の限定商品をリンクさせることで、購買意欲アップをねらった売場展開となっている。

陳列においては、限定品の「夏カントリーマアム」や「カントリーマアム北海道チーズケーキ」を中心に並べることで、興味喚起を促進するだけでなく、中央にモニターを設置し、CM映像を流した。さらに、音声を出すことで、注目度アップを図ったという。豊満氏は「お客さまに伝わるテーマ設定に加えて、より注目を集める工夫や仕掛けは重要だと思います。視覚や聴覚など、どうしたら来店者を刺激できるかを考えています」と、売場づくりのこだわりを話してくれた。

任せてくれる社風で成長


ディスカウント価格はもちろん、他店にはない豊富な品揃えもニシムタ 都城五十市店の強みである

 (株)ニシムタは、鹿児島県をはじめ、宮崎県と熊本県にスーパーセンターなど37店舗を展開。その中でも、ニシムタ スカイマーケット鴨池店と同様の超大型店の2店目として、昨年4月にオープンしたのがニシムタ 都城五十市店である。24時間営業のフード&ガーデン館と、ガーデンセンター、ホーム&DIY館、カー用品館が一堂に会した複合店舗である。

平日は近隣住民が中心で、土曜・日曜はファミリー層が中心となる同店。週末に来店が集中するため、平日の集客対策として、土・日曜日を除き毎日実施する夕方の「5時の市」や毎週実施の「火曜市」によって、来店促進を図っている。

同社の経営理念でもある「多様な個人の価値観にお応えします」を実践するために、品揃えや売場展開は、顧客動向や競合店など地域の商圏特性を重視していることから、各店舗に任せている部分も多い。フロアリーダーの川﨑健氏は「新商品の導入や大陳商品の選定、POPの作成も、担当者に任せてくれるので責任も重いですが、やりがいがあります」と話す。チャレンジをさせてくれる社風によって、スタッフがのびのびと成長していける環境が同社にはある。今回のコンテストも、不二家の担当営業者に話を聞いて「面白そうな売場にできる」と確信して、参加を決めたという。

不二家のディスプレイコンテストは、昨年のニシムタ 伊集院店に続いて、企業として2年連続のグランプリ受賞。「会社として3連覇、店として2連覇をめざして、さらに工夫を凝らして次回も挑戦します」と川﨑氏、豊満氏ともに力強く宣言した。

モニター設置のために延長コードを天井にはわせた売場。防火シャッターの関係や来店者の安全考慮とともに、こだわりを実現するためには、常に可能性を追求する